《レビュー》コールマン(Coleman)焚き火シート【ファイアープレイスシート】

当ページのリンクには広告が含まれています。

キャンプで焚き火をする際には、焚き火台と併せて必ず用意しておきたい焚き火シート。

焚き火シートとは、焚き火による灰や小さい火が地面に落ちないようにし、自然に負荷をかけずに焚き火を楽しむためのものです。

焚き火シートがない状態で焚き火をしてしまうと、地面に火の粉が落ちて山火事などの原因となる場合があるので、必ず準備しておきましょう。

本記事では、筆者が実際に使用しているコールマン(Coleman)焚き火シート【ファイアープレイスシート】について解説します。

目次

コールマン(Coleman)焚き火シート【ファイアープレイスシート】とは

出典元:コールマン公式ショップ

アメリカ発祥のアウトドアブランド『コールマン(Coleman)』から発売されている焚き火シート【ファイアープレイスシート】。

大きく使える80cm×80cmサイズで耐熱性は600℃と高く、四方にハトメが付いておりペグで地面に固定することも可能です。

【ファイアープレイスシート】の詳細

サイズ約80cm×80cm
収納時サイズ約22cm×22cm×4cm
重量約330g
材質グラスファイバー(ガラス繊維)
耐熱性600℃まで

正方形に作られていることで、どの方面からも焚き火の調整をしやすく、ソロはもちろん大人数で囲んで使用する場合にも全員が同じ距離で焚き火を楽しむことができるスグレモノです。

販売会社『コールマン(Coleman)』について

コールマン( Coleman Company, Inc. )は、1900年頃にウィリアム・コフィン・コールマンによって創業されたアメリカ合衆国のキャンプ 用品製造・販売業者です。

日本では、当初コールマンジャパン株式会社として運営・販売されていましたが、2022年1月にニューウェルブランズ・ジャパン合同会社と統合してコールマン事業部が発足されました。

コールマン(Coleman)の商品は、耐久性と使いやすさで100年以上にわたり人々に愛され続けてきました。

会社概要

会社名ニューウェルブランズ・ジャパン合同会社
所在地東京都港区芝浦4-9-25 芝浦スクエアビル
社長中里 豊
従業員数412名(2024年1月1日時点)
事業内容コールマン製品・キャンピングガス製品の製造・輸入及び国内販売(コールマン事業部)

【ファイアープレイスシート】のメリット・デメリット

【ファイアープレイスシート】のメリット・デメリットには以下のようなものがあります。

メリットデメリット
グラスファイバー製で耐熱性が高い
高級感のある色合い
正方形でどの角度からも使いやすい
広く使えて安定感がある
値段が少し高い
ペグが付いていない

メリット

グラスファイバー製で耐熱性が高い

グラスファイバーとは、溶かしたガラスを繊維状にしたもので、数ミクロン~十数ミクロンの細さに成形したガラスの糸のことをいいます。

グラスファイバーでできた焚き火シートは耐熱性が高く、地面や芝生を傷つけにくいことで人気です。

高級感のある色合い

色味は薄いベージュで、グラスファイバーのガラス繊維がキラキラと反射することで光沢が増し、高級感のある色合いとなっています。

正方形でどの角度からも使いやすい

正方形で作られているため、どの方面からも薪の調整をしやすく、風向きなどで基本の調整位置を変えたい場合にも便利です。

また、大人数で囲む場合でも、全員が同じ距離感で焚き火を楽しむことができます。

広く使えて安定感がある

軽量ながらもある程度の重さがあるため、広げた時でも風などに吹かれて捲れることが少なく、安定感があります。

また、ソロで使う焚き火台を真ん中に置いた場合でも周囲に余裕があり、薪や手袋、薪バサミなどを置いて広く使うことができます。

デメリット

値段が少し高い

他の焚き火シートと比べて税込3,300円(公式サイト価格)と若干値は張りますが、耐久性が高いため長期的に見るとコスパが良い商品ではあります。

ペグが付いていない

ハトメが付いているもののペグは付属していないため、ペグを使用する場合は別途用意する必要があります。

【ファイアープレイスシート】の使用感とおすすめポイント

筆者自身が【ファイアープレイスシート】を3回ほど使ってみて、実際の使用感やおすすめポイント、気になるポイントについてお伝えします。

使用感とおすすめポイント

【ファイアープレイスシート】は相場よりは少し値が張る商品ではありますが、それよりも耐熱性と耐久性があり長く使えるものを探していたため、今のことろ特に不満点はありません。

焚き火台はTokyoCampの焚き火台を使用していますが、スペースは十分広く、薪や薪バサミ、手袋、火吹き棒などを置くスペースも十分に確保できるため、とても使いやすいです。

かなり余裕のある大きさです
薪、置きすぎ問題

グラスファイバー製で素手で触ると若干のチクチク感はありますが、特に指に刺さるような感じはありません。

普段ソロキャンプで使用していますが、小さすぎず大きすぎずで、畳めばコンパクトに収まるので重宝しています。

さすがコールマン製とあって丈夫な作りで、多少雑に扱ってもうんともすんとも言わない感じがとても安心できます。

気になるポイント

3回ほど使用し、どうしても焦げやすい箇所が集中してしまうらしく、何度も焦げついたところは生地が少し硬くなっています。

焦げ付いて硬くなった箇所(表)
焦げ付いて硬くなった箇所(裏)

ですが、シート下の地面に影響を与えるほどではないため、完全に穴が空くまでは特に問題なくこのまま使用できそうな感じです。

畳む際、焦げ付いたところを折り目にはできないため、そこだけが難点ではあります。

ですが、焚き火シート全般に言えることだと思うので、特にこの商品のみの欠点というわけではなさそうです。

収納方法について

【ファイアープレイスシート】には、収納袋は付属していません。

使用後の焚き火シートは、灰の残りカスが落ちてくることがあるため、袋などに入れて持ち運ぶことをオススメします。

私の場合、焚き火台は『TokyoCampの焚き火台』を使用しており、それに付属していた袋に焚き火台と一緒に収納しています。

TokyoCampの焚き火台と一緒に収納した状態

当然ですが、TokyoCamp製の収納袋がColeman製の焚き火シートを同時収納するために作られているはずもなく(笑)。

なんとか押し込めながら入れています。

ピッタリというよりもギリギリ入るくらいで、これはこれで問題はないとは思います。

『ファイアーディスクソロ』の収納ケースに収められるとの口コミも!

とある口コミによれば、同じコールマンから出ている焚き火台『ファイアーディスクソロ』の収納ケースに収めることができるとの口コミもありました。

もし、焚き火台と併せて購入する場合は、こちらとセットで買うのが良いのではと思います。

【ファイアープレイスシート】のサイズ感は『ファイアーディスクソロ』にピッタリだそうです!

よくある質問

グラスファイバー特有のチクチク感はありますか?

素手で触ると若干のチクチク感はありますが、個人的にはさほど気になりません。

使用していくほどに気になる場合もあるかもしれませんが、基本的には素手で触らず、軍手や焚き火グローブをした状態で扱うようにしましょう。

【ファイアープレイスシート】のお手入れ方法は?

【ファイアープレイスシート】は、洗濯機では使用できません。

汚れを落とす際は、水や中性洗剤を使って硬く絞った布で拭き取ります。

また、拭き取ったあとはしっかりと乾かしてから保管するようにしましょう。

よほどの汚れでなければ、軽く灰を払う程度で特に問題はなさそうです

まとめ

耐久性と耐熱性に定評のある焚き火シートとして人気のコールマン(Coleman)の焚き火シート【ファイアープレイスシート】について、実際の使用感を交えて解説しました。

頑丈でとても使い勝手の良い焚き火シートで、個人的満足感はかなり高いです。

見た目の高級感も相まって、リッチな気分で焚き火を楽しむことができます。

軽量かつ小さく収納可能なので、ソロキャンプはもちろん、キャンプツーリングなどでも活躍します。

実際に私もキャンプツーリングで愛用しています!

ぜひ【ファイアープレイスシート】を使って、焚き火ライフを楽しんでみてくださいね。

よかったらシェアしてね!
目次